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zoom RSS こんな春の日

<<   作成日時 : 2013/07/30 17:39   >>

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(1)
君が振り向くかも知れないと少し思っていた
吹き抜ける風の冷たさに震えている
白いコートの肩が泣いているようで
小さくなる後ろ姿 いつまでも見ていた

寂しすぎたんだね たぶん
無口な僕と臆病な君
何気ない言い訳さえ
過ちに似て
互いの心に気づきもせずに

「さよなら」の言葉がため息に変る午後
(ふと)見上げた空は眩しいほど澄んでいた
まるで悲しみをあざ笑うかのように
桜降りしきるこんな春の日


(2)
風が吹くと小さく揺れていた君の長い髪よ
呼び止めてみたいけれど もう届かない
ハラハラと舞う花びら手のひらに受け
移り変わる時の中で過ぎた日々を思う

優しすぎたんだね たぶん
待たせた僕と待ってた君
空回りしてばかりで
傷つき それでも
疲れた視線は微笑んでいた

「さよなら」の言葉がため息に変る午後
(ふと)見上げた空は眩しいほど澄んでいた
まるで悲しみをあざ笑うかのように
桜降りしきるこんな春の日

(桜降りしきるこんな春の日)





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